せいぶれいえんコラム

2018/09/14
第5回「納骨堂の話」

せいぶれいえんコラム 第5回「納骨堂の話」

 
こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。

さて、第五回となる今回は、「納骨堂」についてのお話をさせていただこうかと思います。
 

納骨堂の特徴

 
納骨堂とは遺骨を納める屋内型の施設のことをいいます。
遺骨を土に埋葬せず、屋内に収蔵するので、風雨にさらされたりすることもなく、手入れ、管理がしやすい事が特徴です。
一般的には墓石を購入する必要がなく、比較的料金が安価なため、全国各地で増加しています。現在ではさまざまなニーズに合わせ、全自動機械式や装飾など細部にまでこだわった納骨堂など、多彩な納骨堂 が誕生しています。
納骨堂の運営主体は3つに分けられます。
お寺が運営する納骨堂、自治体が運営する公営の納骨堂、そして宗教法人や財団法人、社団法人が運営し、民営会社が案内や 管理をする民営の納骨堂です。
納骨スペースの形態により、ロッカー式・棚式・仏壇式・お墓式に大別されます。
基本的に納骨前の宗旨宗派は問いませんが、納骨後はお寺の宗旨宗派によって供養されるところもあります。
 

納骨堂の選び方

 
納骨堂を選ぶときは、墓地と同様、管理、経営状態がしっかりしているかどうかは大きなポイントです。
納骨堂は、建物内に遺骨が収蔵されています。建物であれば当然、老朽化したり、災害で被害を受けることも考えられますので、万一の場合に供えた安全対策はとられているか、改修や修理の必要が発生した場合の費用負担はどうなるのか、使用料は修理費用も含めた設定となっているかなど、あらかじめ確認しておきましょう。

また、多くの納骨堂では、水や花、線香などを供え、墓石に向かって拝むといった、通常のイメージのお参りは出来ません。
花を供えたり、線香を手向けるのは共同の参拝所でというところが多いようです。収蔵庫へ立ち入ることも規制されていて、直接遺骨を前にして拝むことができない施設もあります。
永代の納骨を考える場合はおまいりの方法も検討して、自分たちが納得できるスタイル化どうか確認することも大切です。
以上の事をふまえ、あなたの希望にあった納骨堂をさがしてみてはいかがでしょうか。
 

納骨

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