せいぶれいえんコラム
こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回は喪中期間の年末年始についてお話していきたいと思います。
【喪中の期間】
喪中とは、家族や親類が亡くなった際、故人の冥福を祈り、一定の期間、祝い事などを避けることを言います。
元々は神道の死を穢れとする考え方からきており、一般的には2親等まで、亡くなってから1年間の期間とされます。
期間については、配偶者や両親または子供と、兄弟や祖父母などによって1年(13か月)、半年と違いはあります。
よく似た言葉に忌中がありますが、こちらは亡くなってから法要を営む49日間を指します。
また、これは仏式で、神式の場合は50日、キリスト教の場合1ヶ月という違いもあります。
喪中期間には結婚式などの祝い事を避けたり、年末年始・お正月に関する行事も控えます。
【お正月の過ごし方】
お正月については門松やしめ縄などのお正月飾り、お節などはお祝い事になるので控えます。
神社への初詣についても、神社は死を穢れをしていますので喪中の13ヵ月間はお参りを控えるようにしましょう。
【年賀状の対応】
喪中の際、11月から12月初旬を目安にお世話になっている方に年賀状での挨拶を控えることを
伝えるために喪中はがきを送ります。喪中はがきは、正式には年賀状欠礼状と言います。
12月に入ると中旬ごろより郵便局による年賀状の受付が始まります。
タイミングにより喪中はがきを送る時期がこれと前後した場合などは年賀状を受け取ってしまうことがあります。
その際はお正月期間を避け、1月7日・松の内が明けてから寒中見舞いとして近親の方が亡くなった事、
または当人が亡くなったことを伝えるはがきを送ります。
【喪中期間のお墓参り】
喪中期間であってもお墓参りをすることは問題ありません。
お盆やお彼岸、お正月などにはご先祖様に手を合わせ、日ごろの報告をしたいものです。
お正月準備は前日の31日に行うことを一夜飾りとして避けることから、年末に年始のお墓参りのために事前の掃除をする場合も少し余裕をもった日付に行うのが良いかと思います。
喪中期間であってもぜひお墓参りに訪れていただければと思います。
いかがでしたか。年末年始は色々と立て込む時期です。
今年は感染症の流行など心の休まらないことも多い一年でした。
今年はお正月に遠方の親戚と集まってお墓参りをすることが難しい方もいらっしゃるかと思います。
無理をせず出来る範囲で年末年始を過ごしていただければと思います。
それでは次回コラムもお楽しみに。
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