せいぶれいえんコラム 第58回「造花による仏花について」

⻄部霊苑だより

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せいぶれいえんコラム 第58回「造花による仏花について」

2019.06.22

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回は造花による仏花についお話します。

 

 

【仏花】

 

お墓参りの際にお墓にお供えするお花のことを仏花(ぶっか)または墓花(はかはな)と言います。
菊などといった一般的に仏花として向いているお花がありますが、季節のお花やお墓で供養されている方が生前に好きだったお花をお供えしてもよいかと思います。
マナーとして鮮やかな赤色のお花や香りの強いもの、アザミなどトゲのあるお花、彼岸花など毒があるお花は避けましょう。
お墓の花立は左右に1対、2個あるものが多いかと思います。お墓参りの際に用意する仏花はこれに合わせ、同じ花束を2組用意します。
仏花の花束は3本、または5本の奇数がよいとされます。3本の場合、色は白、黄、紫の組み合わせ、5本で用意する場合は白、黄、紫、赤、ピンクと言われます。

 

 

【造花を使ったお墓参り】

 

お墓参りでの仏花は以前は多くの場合生花をお供えしていたかと思いますが、衛生上お墓に生菓子などをお供えしなくなったように、霊園などによっては生花をお供えしないように決めているところも増えてきています。

特に九州など、暑い時期には屋外にあるお墓に生花をお供えすると1日ももたないようなこともありますので、仏花として造花を用いる方も多いかと思います。お盆や命日のお墓参りなど、想いの深い日など、当日に生花をお供えし、その日のうちに花立からおろす形で生花をお供えすることもあるかと思います。

仏花に造花を用いることは特にマナー違反とはされていませんので、ご自身の都合にあわせてお供えしていただいてかまわないかと思います。
月に1度や年に数回など、期間を開けてお墓参りをされる際に、お墓に造花をお供えしたままにする方もいらっしゃるかと思います。

その場合強風などで造花が飛んでいってしまうこともありますので、花立と造花を固定するような工夫をされるとよいかと思います。

 

 

 

 

【庭のお花や野花を仏花に】

 

お供えする仏花は、元々生花店などで売られているお花ではなく庭先に咲いたお花など、さりげなく身近なものがお供えされていたそうです。
最近ではさまざまなところに飾るために販売されている生花市場でも、自然味のある野花のような風合いのお花が注目されているようです。

お供えする仏花も、お墓参りする方の心を安らげる意味もありますので、あまり堅苦しく構えず、庭先など身近なところの野花を仏花としてお墓参りしてみるのもよいのではないでしょうか。

 

 

いかがでしたか、お墓参りはなくなった方の供養とともにお墓参りをする私たちの心がやすらげる場でもあります。

霊園などには季節のお花など植えられていることもあり、とても穏やかな雰囲気を感じられると思います。

気負いをせず、休日などにはお墓参りをしてみてはいかがでしょうか。