せいぶれいえんコラム 第57回「樹木葬について」

⻄部霊苑だより

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せいぶれいえんコラム 第57回「樹木葬について」

2019.05.21

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回は近年広がりを見せる樹木葬についてお話します。

 

 

【樹木葬とは】

 

これまで亡くなった方の遺骨についてはお墓や納骨堂などへの埋骨や散骨などによる供養の方法が
行われていました。そうした旧来からの供養方法に加え、10年ほど前から広がりを見せ始めたのが
樹木葬です。
樹木葬では墓石ではなく、木を植えて墓標の代わりとするものです。樹木葬では亡くなったのち、
樹木を墓標とした緑あふれる墓地であることから自然に還るイメージとつながることから、注目される
ことになり、10年ほど前から樹木葬を行える墓地が見られるようになってきました。
樹木葬を希望される場合、樹木葬が許可されている墓地であるかを確認する必要があります。

 

 

【樹木葬と墓石を用いた墓地の違い】

 

樹木葬は1つの墓標となる樹木の元に1人の遺骨、もしくは夫婦の遺骨を埋葬する形が基本です。
墓石とそこに設置されたカロート(納骨堂)に、一族代々の遺骨を納めて供養することがが大きな
違いかと思います。そうした一代限りの埋葬ともう一つ墓地の所有・管理の期限の違いもあります。
樹木葬では所有は一定の期間が設けられ、その期限以降は合葬となる永代供養ような形がとられている
場合が多く見られます。
しかし一部では墓石を用いた墓地の相続のように、残された家族が代々継続的に樹木葬の墓地を管理・所有
する形のものも見られるようになってきています。

 

 

【樹木葬の種類】

 

樹木葬が行える墓地には、墓石を墓標として用いる霊園と同じように墓地が区画で分けられているものと、
広く開けた公園のような土地を利用するものがあります。
また、遺骨の扱いについても、墓石となる樹木の周りにカロートが設けられ納骨する場合と、樹木のまわりに
直接埋葬する場合などもあります。

 

 

【利点と難点】

 

樹木葬の利点としては、自然に還るイメージを求めてる人にとってぴったりの埋葬法であること、
代々管理する必要がないことから、残された家族への負担を考える方にあっていることなどがあると思います。
加えて、これまでの霊苑やお寺の墓地などではペットを一緒に埋葬することを断られていたことが多かったと
思いますが、樹木葬を行っている墓地の中にはペットも同じ場所に埋葬することが許可されていることが
あることも利点かと思います。
難点としては、まだまだ一般的にどこの墓地、霊園でも取り入れられているわけではないので、希望していても
場所を探すのがやや難しいことがあると思います。また、墓標となる樹木について希望の品種を選ぶことが
出来るとはいえ、種類によっては希望のものを植えることができないこともあるということです。

 

 

いかがでしたか、故人の供養の方法もこれまでと比べ選択できるものが増えてきています。型にとらわれず、
故人の生前の個性や希望を表現できる方法での供養について考えてみるのもいいかもしれません。