せいぶれいえんコラム
こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
日本の場合、宗教への関心はどちらかというと他の国よりも薄い傾向もあり、無信仰、無宗教の方もいらっしゃるかと思います。そんな無宗教の方のご家族が亡くなられた場合でもやはり、葬儀を行うか、お墓を持つかなどいくつか考える点が出てくるかと思います。
今回はそんな「無宗教の方の葬儀・お墓」についてお話させていただこうと思います。
【葬儀の有無】
まずは葬儀についてですが、無宗教の方の場合でも宗教的な儀式としてではなくお別れの場として葬儀を行う場合が多いようです。
こうした無宗教葬のことを宗教の形式に沿った葬儀との対比で自由葬と呼ぶことがあります。
自由葬では喪主の希望で祭壇をどうするかや、どういった式の進行にするかなどを決めることが出来ます。
亡くなった方の生前の好みや送る側の喪主の考え方によってさまざまな形式で行うことが出来ますが、その反面で一般的な葬儀と大きく異なる場合、費用面でも大きく異なってくるため注意が必要となります。
葬儀場を利用して行う場合、利用者の希望にも寄りますが献花や葬儀社を介して読経をしてもらうこともあります。
こうしたことは喪主の意向というより参列者などのお別れの気持ちの場でもありますので、そうした方たちのことも考慮するということで葬儀社側から提案されることもあります。
そのような経験の多い立場の方と相談しながら決めるのがよいかと思います。
【火葬と遺骨】
形式的な葬儀にこだわらない無宗教の方に多くある傾向として、葬儀を行わずそのまま火葬を行う直葬(火葬式)されることがあります。
この場合も法律で24時間は火葬を行ってはいけないされていますので、まずはその間ご遺体を安置させておく必要はあります。
もし喪主や家族が直葬を考えていても、故人と親しい関係のある知人の方などが別れの機会を設けてほしいと思われている場合もあるので、そうした意志を確認したり他の身内の方を相談を行った上で選択するほうがよいでしょう。
火葬後は遺骨を引き取ることなく火葬場で焼き切りを依頼し残った遺骨(残骨灰)も処分・供養してもらうことも出来ます。
すべての火葬場でこうした対応をしてもらうことが出来ない場合もありますので、事前に確認が必要です。
焼き切りを依頼した場合は、自治体の役所から発行された火葬許可証に火葬場の照明印を押されたものが埋葬証明証の代わりとなります。
焼き切りを行わず遺骨を持ち帰る場合、お墓に納骨するか、自宅の仏壇などに保管する自宅供養、自然に散骨するなどの方法があります。
無宗教の方ではこのうち自宅供養、散骨などをされる方も多くいらっしゃるようです。
自宅供養の場合も、のちのち納骨堂や合祀墓に移すことが考えられる場合、火葬許可証や埋葬証明証が必要になるので紛失しないように注意が必要です。
散骨供養はどこにでも散骨をしていいわけではありません。散骨の際には遺骨を細かく砕くことと他人の私有地でない場所を選ぶこと、自治体のルールや許可を確認する必要があります。散骨を依頼できる業者もありますので、信頼できる業者としっかりした契約をして依頼すると問題がなく行えるかと思います。
【お墓の選択】
無宗教の方であってもお墓を建てる、持つことは多くみられます。
お墓選びの注意としては、お寺が管理する墓地などではそのお寺の檀家さんや同じ宗派の方でないと契約できないことがある点があります。
町営など自治体の墓地や霊園などでは宗派などの制限がないことが多いのでこの点についてはそれほど気をつける必要はないでしょう。
しかし無宗教の方で故人や残された家族の意向で一般的な墓石ではなく自由な形状の墓石や、樹木葬などを希望している場合はそうしたことが出来るのか、それぞれの墓地の規約をしっかりと確認する必要があります。
これ以外にも納骨堂を利用される方も多くみられます。無宗教の方で形に取られれない供養を希望される場合、納骨堂は宗教や宗派による形式を感じることも少なく、利用しやすいということもあるかと思いますのでこちらを検討されるのもよいかもしれません。
それでは次回コラムもよろしくお願いいたします。
西部霊苑だより
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