せいぶれいえんコラム

2018/09/14
第43回「お墓が壊れてしまった場合」

せいぶれいえんコラム 第43回「お墓が壊れてしまった場合」

 
こんにちは、西部霊苑です。お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。お墓は通常、屋外に設置されている場合が多いと思います。
日々屋外の環境にさらされていますので、お墓参りの際にお手入れをしていても、さまさまなことによりトラブルが起こります。
今回はお墓が壊れてしまった場合の対処方法についてお話します。
 

お墓の破損などに気付いた場合

 
基本的にどのようなお墓のトラブルでも石に対する知識や補修のための道具用意することはなかなか難しいものです。
何か起こった場合、お墓を建てた時に依頼をした石材店に相談や修理の依頼することをお勧めします。
 

角が欠けてしまった場合

 
墓石の角などが欠けている場合、原因としては台風などによる飛来物の衝突によるもの、お掃除などの際になにかぶつけてしまった、墓石の劣化によるもの、などいくつか考えられます。
補修の方法はそれぞれの状況によって異なってきますが、欠けてしまった角をグラインダーで形を整える、ヒビや欠けの部分を石の補修材で埋める、石自体が全体的に劣化している場合は取り替えるなど、石材店の方に見てもらいながら補修をお願いすることになります。
 

目地の修繕

 
お墓の土台やカロート部分のつなぎ目の目地が痛んでしまっていることに気付いた場合、目地材の修繕が必要になります。
目地の劣化をそのままにしていると、雨水などの浸食でさらにお墓の内部を痛めてしまうことになります。
 

墓石がずれてしまった場合

 
地震などの自然災害よって墓石がずれてしまうことがあります。
少しのズレであれば自分で位置を直すこともできる場合もありますが、やはり墓石は重量がかなりあるため、自分で動かすことが難しい場合もあります。
無理な動かし方によって位置の直しを失敗すると、墓石が欠けてしまったり破損をさせてしまうことがありますので、無理をせずノウハウのある石材店の方に相談するのがいいかと思います。

いかがでしたか?お墓が欠けたままというのは見た目としてもよくはありませんし、縁起もあまりよくないように思います。お墓はご先祖様の供養を願うものですので、できれば修繕をして整った見た目を心がけたいですね。
 

菜の花

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