せいぶれいえんコラム

2020/10/20
第74回「お墓の建立するのに必要な期間」

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回はお墓を建立するのに必要な期間についてお話していきます。

 

 

【お墓はいつまでに必要か】

 

亡くなった方の遺骨をお墓へ納骨の一つの時期の目安として、亡くなってから四十九日とされています。
お墓の準備が出来ていない場合、まずはお墓の建立が必要です。
お墓を建てるには、時間の必要な工程がいくつかあるため、亡くなったあとにお墓を準備し始めると
四十九日での納骨は難しいでしょう。

 

 

 

【お墓を建立するまでに必要な期間】

 

 

お墓を建立するまでには、
①お墓を建てる霊園など墓地の確保
②石材店との打ち合わせ
③地鎮祭・起工式
④お墓の建立のための工事
⑤納骨
などの工程があります。
まずは霊園など墓地の確保です。

利便性や周辺環境の良い霊園は人気があるため、
出来れば早いうちから墓地を検討していると良いと思います。
管理料さえ納めていればお墓を建てていない状態でも問題ありません。
お墓の建立には費用が掛かるため、建立するタイミングや、
その後の管理などを考えると、先に墓地を確保しておくという考え方もあるでしょう。

次にお墓の建立の際に、家屋のように(神式の場合)地鎮祭、(仏式の場合)起工式を行う場合もありますが、
こちらはそれぞれの地域や宗派、考え方により様々で行わない場合も少なくありません。
地鎮祭・起工式を考える場合、お墓を注文する石材店に相談できる場合もあります。

お墓の打ち合わせでは使用する石材の種類、掘る文字の字体などの打ち合わせや、
石材店の作業のスケジュールなどがあります。
これらのことを考えると、少なくともおおよそ3か月程度は見ておく必要があります。

 

 

【納骨の時期】

 

四十九日の納骨に間に合わない場合でも慌てることはなく、
お墓の準備が出来てから、または気持ちの準備ができてからの納骨でも問題はありません。
四十九日の時期の他にも
・百か日
・お盆
・一周忌
などの時期に合わせて納骨をすることもあります。

 

 

【納骨堂による永代供養】

 

別の選択肢として、納骨堂を契約する方法があります。
こちらの場合はお墓の建立の工程がないため、
①納骨堂のあるお寺、霊園を調べる
②納骨堂の空きを調べる
③契約をする
のみであるため、納骨までに必要な期間は非常に短くなります。

 

 

いかがでしたか。最近は、生前からお墓の準備をされる方も少なくありません。
心身ともにに余裕のあるときから、墓地探しをしておくのもいいのではないでしょうか。
それでは次回コラムもお楽しみに。

 

 

 

 

 

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