せいぶれいえんコラム

2020/09/18
せいぶれいえんコラム 73回「お墓の文字を変える場合」

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回はお墓の文字を変える場合についてお話していきたいと思います。

 

 

【棹石正面の文字】

 

お墓の中央上部分に乗る棹石と呼ばれる部分は最も目に入る部分です。
ここには家名や、宗派に合わせたお題目、

または建立した人・納められている故人の好んだ言葉などが彫刻されます。
しかし、長く時間が経ち、お墓を継いだ方の変化で宗派が変わったり、

苗字が変わった場合にこの彫刻を変える必要が出てくることもあります。
このような場合、石材店に依頼することで、彫刻された文字を変更することが出来ます。

 

 

 

【文字の変更方法】

 

 

文字を変更する場合、大きく2つの方法があります。
一つは、変更したい面を文字が消えるまで削り取り(おおよそ1cm程度)新しい文字を彫刻する方法です。
この方法では一面全てを削り取ることになりますので、側面から見た棹石の厚みが多少変わることになります。
内容によっては、削り取る面の淵部分を装飾として残し、内側部分だけをくりぬくように削り取って、

そこに新たに文字を入れるといったことも出来ます。

もう一つの方法はパテで埋める方法です。
こちらは先の方法より費用が抑えられるといった利点はありますが、

墓石の種類や色味によっては向かないものもあります。
また長い時間が経つと、パテで埋めた部分と元の石の色の違いが出ることもありますので、

一時的な修正方法と考えたがよいかと思います。

これ以外に、棹石をまるごと新しいものに変える方法もありますが、お墓は建立の際に、

ひとつの石から作られることが多いので、棹石だけを変えてしまうと、模様のそろいに違いが出ることもあります。
災害などでお墓が倒れて大きく欠けてしまった場合の修繕など、

どうしても必要な場合以外はこちらの方法はとられなくてもよいかと思います。

 

 

【作業は石を持ち出して行う】

 

文字の変更作業は、墓地でそのまま行うことは出来ないため、
一度、墓地から石を持ち出して作業を行う事になります。
そのため、墓地を管理されている方に、
あらかじめ作業を予定していることを伝えておくと良いでしょう。

 

 

いかがでしたか。棹石以外にも墓誌の変更なども同じように行うことが出来ます。
それでは次回コラムもお楽しみに。