せいぶれいえんコラム

2019/09/25
せいぶれいえんコラム 61回「法事の時期について」

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回は年忌法要など法事の時期についてお話します。

 

 

【法要と法事】

 

故人の命日などに際し、冥福を祈るためにお寺にお経をあげていただいたり、親族など故人の親しい人であつまる場を設ける
ことを行う場合、法要や法事といった言葉を耳にしますがこの2つには少し違いがあります。
法要はお寺にお経をあげていただくことを言います。
法事は法要を含むその後の親族などでの会食などの集まりなどを言います。
お墓参りは法要、法事などを行う場所と異なる場所で行われることが多い為、法要、法事後にそのままお墓参りをしたり、
日をずらして行うこともあります。

 

 

【法要の時期】

 

法要では忌日法要(きびほうよう)と年忌法要(ねんきほうよう)、月命日などがあります。
忌日法要は、亡くなられてから命日も含めて7日目に行う初七日(しょなのか)から7日ごとの
・初七日
・二七日(ふたなのか)
・三七日(みなのか)
・四七日(よなのか)
・五七日(いつなのか)または三十五日
・六七日(むなのか)
・七七日(なななのか)または四十九日
と命日も含めて100日目の
・百カ日(ひゃっかにち)
に行われます。

 

年忌法要は命日から満1年目の一周忌から命日から満2年目の三回忌、その後4年ごと
・一周忌
・三回忌
・七回忌
・十三回忌
・十七回忌
・二十三回忌
・二十七回忌
・三十三回忌
・三十七回忌
・四十三回忌
・四十七回忌
命日から満49年目、命日から満99年目の
・五十回忌
・百回忌
に行われます。宗派によっては三十三回忌、五十回忌で年忌の最後の弔い上げとすることもあります。

祥月命日は亡くなった日のこと、月命日は亡くなった日とは異なる月の命日を言います。

この際に法要・法事を行うことになりますので、事前にお寺に日取りの連絡を行います。

 

 

【法事が遅れてしまう場合】

 

忌日法要や年忌法要では法要後の法事も考えると親族が集まりやすい土日といった週末に行われることが多く、
その為法要をお願いするお寺の他の方の法要と予定が重なることもあります。
希望している日に法要をお願いすることが出来ず、命日の後日になってしまう、またはうっかり法要の時期を
忘れていて1年ずれてしまっていた、ということもあるかと思います。
よく聞かれる話で「法要は遅れてはいけない」ということがあります。お寺に法要の時期を相談した際に遅れてはいけない
と言われることもあります。
こうした考えはお寺ごとや親族間などそれぞれの考えに基づいているものがあり、気持ちの問題ではありますので、
こうした考え方に合わせて気持ち良く行うことは大事ではあるかと思います。

 

また一つの考え方として浄土真宗では予修法要(よしゅうほうよう)、延修法要(えんしゅうほうよう)という言葉があるそうです。
予修法要はあらかじめ仏事を修めることを指し、延修法要は後に延ばし仏事を修めることを指します。
最も良い法要・法事、お墓参りの日取りは、命日の当日と言われます。
法事を考え命日当日に行えない場合法要・法事は前日「でもよいが」、お墓参りのみは当日にと言われることもあります。
つまり命日の当日を重視するも、命日当日に行えない場合は後でも、前倒しでもどちらでもよい、という考え方もあるのです。

 

法事は故人の命日というきっかけに、故人の冥福を祈るとともに親族などの絆を深める機会です。法要・法事を行う日取りなど
よりもこうした機会を大切に気持ちよく行えるようにしましょう。