せいぶれいえんコラム

2018/09/14
第32回「月命日の話」

せいぶれいえんコラム 第32回「月命日の話」

 
こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
第32回となる今回は、「月命日」についてお話させていただきます。
 

命日とは

 
命日とは、故人が亡くなった日のことをいいます。命日には故人のことを思い出し、冥福を祈ります。
月に一度の故人が亡くなった日と同じ日のことを月命日といい、1年に一度訪れる月も日も同じ日を祥月命日(しょうつきめいにち)といいます。
亡くなって1年目には一周忌、2年目には三回忌を行います。
一周忌は亡くなってからの満1年とし、三回忌はかぞえでとなるため2年目に行います。
祥月命日についてはコラムの第14回「祥月命日」についてお話させていただいていますので、そちらもお読みいただければと思います。
 

月命日に行うこと

 
祥月命日とは違い、月命日は毎月訪れるものです。
そのため、親族がそろってお墓参りなどを行うのではなく、家族のみで行うのが一般的です。
月命日も祥月命日と同じく、仏壇やお墓にお参りしたり、お花や故人の好きだったものをお供えしたりします。
またお寺にお経を上げてもらう月参りしてもらってもよいでしょう。
月に一度、故人のとの思い出を大切にする日として大切にしたいですね。
 

月命日は自由に

 
月命日は故人のとの思い出を大切にすることが一番大事なことです。
細かい決まりはあまりありません。月に一度故人の亡くなった日と同じ日に行うのが一般的ではありますが、月命日を行う家族の都合で自由に変えることもできます。
月命日を行っている故人が複数ある場合、都合のいい日や、どちらかの月命日にまとめて行っても問題はありません。
また、お寺にお経を上げてもらう月参りをいつまで続けるかについても、お寺と相談をして、自由に決めてよいでしょう。

月参りなど月命日を行うことをやめても、それが故人を忘れることではありません。
時には故人を思うことで、冥福を祈ることが供養になることでしょう。
 

菖蒲

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