せいぶれいえんコラム

2020/04/21
第68回「喪中と忌中」

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回は、喪中と忌中について簡単にお話させていただきたいと思います。

 

 

【忌中と喪中の違い】

 

親族が亡くなった場合、「喪に服す」や「忌に服す」と言って祝い事などを慎むかと思います。
「忌中」と「喪中」などの言葉は、主にこうした期間を表す言葉になります。
忌中は四十九日までの期間を指し、喪中はおおよそ1年までを指します。
期間については宗教や地域で違いがあり、例えば喪中の期間についても

1年、一周忌、13ヶ月などと異なることがあります。

 

 

 

【忌中と喪中の由来】

 

 

現在の忌中、喪中期間はおおよそ上記のように、

四十九日といった仏教の命日から七日ごとに極楽浄土への裁判が行われる事に対しての

法要の期間を目安にしていますが、

これをルールとしたのは中世の頃の伊勢神宮といった神道、神社が元になっているようです。

 

死を穢れとし、穢れを持ち込むところではないという神社の考えを元に

服忌令(ぶっきりょう)として定められたのち、

江戸時代に儒教学者や神道を中心にまとめられた期間がおおよそ現在の忌中、

喪中の期間のめやすとして意識されています。
こうした事から四十九日の忌中の期間は神社に参拝する事が避けられていますが、

1年目の喪中の期間までも神社への参拝を避けると言った考え方が広まっており、

おおよそ忌中と喪中に避ける祝事などの違いもないように思われます。

 

 

【忌中と喪中の期間】

 

忌中と喪中の期間についても、このように仏教としては四十九日間とされるのが一般ですが、

キリスト教(プロテスタント)では召天日(召天記念日)である30日、

1か月間とされていたり、服忌令をまとめるに至った神道は10日ごとに祭典を行うため、

五十日目の五十日祭までを忌中としているようです。

喪中の期間も亡くなられた方との続柄によって異なり、

祖父母や兄弟であれば3ヶ月~6ヶ月、子供であれば1年、親、配偶者であれば
13ヶ月などとする場合もあり、考え方もさまざまあります。

忌中を四十九日まで、喪中を1年といったもの以外でもこのようにさまざまな考え方があるようです。

 

 

【忌引き】

 

忌引きは葬儀や喪に服す為に学校や会社を休むことです。

忌引きの期間についてはそれぞれの会社や学校などの機関によって
まちまちですので、正確には先方に確認するのがよいでしょう。
おおよそ、配偶者であれば10日、親の場合7日、子の場合5日、

兄弟、配偶者の親の場合3日、叔父叔母、孫、配偶者の親族の場合1日
程度とされるようです。

 

 

【控えること、控える必要がないこと】

 

忌中と喪中の期間に控えるべきこととしては、結婚式などの祝い事、またその二次会の宴会など、

神社への参拝、年賀状などです。
また控えなくてもよい事としてはお葬式への参列、コンサートへの参加、

会社の飲み会など、節分などの年中行事、お中元お歳暮などです。

 

いかがでしたか。期間や慎むべきことなどさまざまな考え方のある忌中、喪中です。

よく知られている年賀状や結婚式への参加から

中元お歳暮などといったお付き合いではなかなか気を遣うことかと思います。

 

このようにいろいろな考え方があるものだということを
一つ念頭に置いておくと良いかと思います。

 

 

 

 

 

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