せいぶれいえんコラム 66回「お墓の向きについて」

⻄部霊苑だより

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せいぶれいえんコラム 66回「お墓の向きについて」

2020.02.26

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。

今回は、お墓の向きについてお話させていただきたいと思います。

 

 

【お墓の向きについて】

 

新しくお墓を建てるとき、気になることと言えば、
お墓の向きではないでしょうか。

 

まずは日当たりです。
日当たりが良い場所にお墓を建てると、
雨が降った後も水気の乾きがよく、苔などが付きにくいとされます。
また、ご先祖様には日当たりの良い場所に
いてほしいという想いがある方もいらっしゃるでしょう。

 

 

【「墓相」について】

 

お墓の向きによる吉凶が気になる方もいると思います。
方角による吉凶とは、「枕を北側に向けて眠るのはあまり縁起が良くない」などの考え方のことです。
例えば、方角で家の吉凶を鑑定することを「家相」と言います。
土地の形状に合わせてより良い方角で部屋の間取りを決めるために、
方角を考慮して家を建てる方も多いのではないでしょうか。

 

お墓にもお墓の向きや形、素材や色などで吉凶を鑑定する
「墓相」という考え方があります。

江戸時代に出版された本に書かれていたと言われている
ものをいくつか紹介します。

 

・北西向き…火事に注意
・西南向き…病気に注意
・北東向き…身内の不幸などに注意

などです。

 

火事や病気に注意と言われると不安に思う方もいらっしゃると思いますが
墓相には諸説あります。

まず、「北枕」などでも言われている
「北=縁起が悪い」という考え方ですが、
葬儀のときに亡くなった方の頭を北向きに寝かせているため、
縁起が悪いという考え方が広がったようです。

しかし、北枕はそもそも、お釈迦様が亡くなるときに
頭を北へ向けて横になったことに由来しています。
お釈迦様が悟りの境地に達して、あらゆる煩悩から解き放たれて亡くなったため、
死者もお釈迦様と同じように煩悩から解き放たれ成仏してもらいたいと
頭を北向きして寝かせたと言われていますので
決して悪い意味ではありません。

 

 

次に西向きのお墓ですが、
浄土真宗には「西に極楽浄土がある」という考え方があります。
お墓を西向きに建立して、亡くなった方が極楽浄土へ行ってほしいという考え方と、
お墓を東向きに建立して、亡くなった方がいる極楽浄土へお参りするという考え方で解釈が分かれるそうです。

 

 

このようにお墓の向きについては、
あらゆる向きに良しとされる考え方と悪しとされる考え方があります。
参考のひとつとしてお好みの向きをお選びいただいて良いかと思います。

 

 

いかがでしたか。
それでは次回のコラムもよろしくお願いいたします。