せいぶれいえんコラム 第50回「墓石の色について」

⻄部霊苑だより

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せいぶれいえんコラム 第50回「墓石の色について」

2018.10.24

 

こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
今回はお墓に使われる石の色についてお話します。

 

 

【色によるイメージ】

 

墓の石を選ぶ時、まず色から選ぶ方もいらっしゃいます。
お墓に使う石のイメージとしては黒っぽいものから灰色、白みがあるものが思い浮かばれるかと思いますが、それ以外に青みが感じられるものや赤みがあるもの、緑のものや黄色みがあるものなども実はさまざまなものがあります。
元々お墓の石のイメージが灰色に近いものである理由として、日本で採掘できる石が灰色のものが多かったということがあるようです。
また他の理由として赤みがあるものは血をイメージしてしまうことや、その他さまざまな色から連想するイメージを元とした伝承や風習により、一般的にみられる灰色のもの以外をお墓の石として使うことは避けられていましたが、最近は広い考え方からよほどお墓に相応しくないものでない限り個人の好みを汲んだものが使われるようになってきているようです。

 

 

【地域によって好まれる色がある】

 

一般的なお墓のイメージである灰色の石でも大きく関西と関東によって好まれる色味に違いがあります。

関西では白みが強いものや青みが入っているもの、関東では黒みが強いものが好まれます。

これは元々それぞれの地域でこういった色味の石が採掘しやすかったということが理由のようです。

 

 

【それ以外の色の選び方】

 

お墓の石の選び方として色から選ばれることが多いことは上でもお話しましたが、同時に色によるイメージから来る縁起の部分もあるかと思います。
関東では黒みが強い石が選ばれることが多いようですが、一方で黒という色をお墓で使うことはあまり縁起がよくないと考える墓相というもののあるようです。

しかし仏教的には特に黒は縁起が良くない色とする考え方はなく、むしろ極楽浄土を彩る5色の中の1色として黒が考えられています。
特に長野県では黒みが非常に強い石がよく採れることから黒い色味のお墓が非常に見られるようです。

 

またお墓は長い期間屋外に置かれるものです。その間雨風や強い日差しを受けることとなります。
雨など水分を受けると黒みが強く感じられるようになるものや、時間の経過とともに色が薄く白みが強くなっていくものもあります。

こういったことは石の色味だけでなく石自体の耐久性にも関係しますのでこうしたことも考慮するのがよいかと思います。

 

いかがでしたか?お墓の石選びとしてはこれ以外にも自分の生まれた土地のものを使うといった考え方もあります。

石選びでは色々な考え方と目線からお墓を見てみるのもよいかと思います。