せいぶれいえんコラム 第48回「秋のお彼岸・彼岸花」

⻄部霊苑だより

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せいぶれいえんコラム 第48回「秋のお彼岸・彼岸花」

2018.09.14

せいぶれいえんコラム 第48回「秋のお彼岸・彼岸花」

 

こんにちは、西部霊苑です。お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。8月も終わりに近づき、秋の気配を少しずつ感じられるようになってきました。9月には秋のお彼岸があります。今回はこの秋のお彼岸と彼岸花についてお話したいと思います。

 

平成30年の秋彼岸

 

今年も秋のお彼岸が近づいてきました。今年の秋分の日は9月23日となっていますので、お彼岸は
9月20日(木)が彼岸入り
9月23日(日)が中日(秋分の日)
9月26日(水)が彼岸明け
となっています。
今年の夏は大変暑く、お墓参りなど外にいることが大変でした。
お彼岸には少し涼しく過ごしやすくなっていると思いますので、ゆっくりとお墓の前でご先祖様との時間を過ごしたいですね。

 

彼岸花が土手などにあるのは

 

この時期に、街中から少しはずれたお墓やお寺などのまわり、田んぼがあるあぜ道に目を向けると秋の風物詩でもある彼岸花が咲いています。
鮮やかな赤い彼岸花を見ると、改めて今年も秋のお彼岸が来たということを感じますね。
彼岸花の由来は、お彼岸の時期に咲くことから彼岸花と呼ばれるようになったと言われますが、他にも毒性があることから、口にしてしまうと彼岸に行く(死んでしまう)と言った説もあるようです。
彼岸花は別名として「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれます。
仏教の中で言われる曼珠沙華は天上の花であり、白色柔軟で、見ると悪業から離れることができるとされおり、色は赤と白で全く異なっています。
鍾馗水仙と小彼岸花の交雑種である「シロバナマンジュシャゲ」は花が白く、この仏教で言われる曼珠沙華と近い見た目のようです。
彼岸花が曼珠沙華と呼ばれるのは、彼岸という言葉のイメージからそう呼ばれているのでしょう。
その他にも「死人花」や「地獄花」、「幽霊花」と呼ばれることもあります。
また、その形や色から「天蓋花(てんがいばな)」、「狐の松明」、「狐花」という別名も持っています。

 

 

彼岸花は田んぼの土手やあぜ道などによく見られるイメージがありますが、これは先にもお話したように彼岸花の持つ毒性を利用しているためです。
田んぼの周りに植えることで、モグラやネズミなど、田んぼを荒す生き物から守るために植えられているようです。
おなじ理由で遺体を土葬していた時代に墓地にも彼岸花が植えられていたことから、過去には土葬者の墓標のような意味もあったようです。

いかがでしたか?お彼岸を告げる鮮やかな彼岸花の時期はもうすぐです。
季節の移り変わりを楽しみながらお彼岸にはゆっくりとご先祖様に日ごろの報告をする機会をもちたいですね。

 

彼岸花